雪とユキ 一姫二太郎の父やらせてもろてます

長女 雪ちゃんと長男 ユキ君の父、りょうさんのブログ

【人間力に触れる⑤】ストイックなライバル 同期E君【連載】

おはようございます!

 

ゆとり教育の典型であるどうしようも無い新入社員だった私に、良い影響を与えてくれた元同僚5人の人間力について、毎週水曜日に1人ずつ書いていきたいと思います。

今日は5人目、『ストイックなライバル』同期E君の人間力に触れていきたいと思います。

 

今回がついに最後になります!

お付き合いありがとうございました。

 

【シリーズの前置きはコチラ】

 

【前回はこちら】

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【目次】

 

 

 

同期のライバル!E君はこんな人

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E君の第一印象

E君は同じ事業所で唯一の同期。

学生時代からバリバリ体育館系で、上下関係の礼儀はできているし、やる気もあり、ハキハキしていて、いかにも営業マンタイプだ。

バイトは引っ越しをしていたらしく、見た目もマッチョである。

 

つまり、高校でバリバリ帰宅部(率先して帰宅)で、大学の軽音楽部でも上級生との関わりをシャットアウトし、貧弱な私とは真逆の立ち位置にいた。

 

そんなだから彼らフニャフニャ喋る私を嫌いだっただろうし、酒を飲むと強気になる彼を私は苦手としていた。

 

入社当初、事件は起こる

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彼は覚えてないかもしれないが、飲み会で事件は起こった。

新入社員の私は、酒は弱いし、会社の奴らになんでプライベート時間を割かれないといけないのだ!と憤り、飲み会が大嫌いだった。

態度にも出ていただろうし可愛くない新入社員である。

E君は真逆で、進んで酒を注ぎに回り、自分も沢山飲んで、先輩と盛り上がっていた。

 

その日も私はいつものごとく酒がまわり、眠そうにしていた。

普通なら酒を注ぎに回らないといけない。

そんな時、酒が回り強気になったE君に、手で体を押され、横たわった状態になる。

 

E君『おまえはもう寝とけ!』 

 

そんな感じで言われ、起きあがろうとすると、また手で押さえられ起き上がれない。

 

私は悔しくて、酒のせいもあって、ついに号泣した。

23歳にもなって、めちゃくちゃ恥ずかしい思い出である。

 

 

深まる同期の絆

言ってる間に、彼とは仲良くなる。

上司の手を離れ、一人で営業の海に漕ぎ出だせば、誰でも悩みや不安はある。

同じスタートを切った同期なので、互いの想いはよくわかる。

しんどいこと、プライベートのこと、しょうもない話、会社の悪口、色々話した。

 

そしてよく話を聞けば、飲み会の注ぎ回りや上司のノリも好きな訳ではなく、彼も頑張っているというのだった。

親しみが湧き、次第に一緒に戦ってみよう思えるようになったのだった。

最終的には妻同士を挨拶させるまでの仲になった。

 

ストイックなライバルに刺激を受ける

私はAさんという偉大な上司の元で、E君もまた別の偉大な上司の元で頑張っていた。

入社して、成長が遅く全然ダメな私に対し、E君は丁寧にコツコツと、そして必死でかじりついて仕事していた。

 

そんな彼を見ていると、全然追いつかないけど普通にやれるぐらいにはマシにならなきゃとなり、私ものんびりではあったが、少しずつ成長できた。

 

それは仕事だけではない。

先にも書いたが飲み会の幹事も当初から彼は進んでやっていて、私は置いてけぼり。

自ら企画をして、名簿リストを作り、店を選定して、会費回収をする。

そして、公式な会(忘年会など)だと、始まりと終わりの挨拶を上司にふったり、軽く皆の前で仕切る必要もあった。

 

E君の姿勢に刺激を受け、遅ればせながら私も幹事をやるようになった。

これは転職してから、とても役立つスキルである事を実感する。

前職は体育会系社風だったが、転職後は意外とそうでもなく、今まで当たり前にやっていた事をやるだけで、『オマエめちゃくちゃ気使えるな!』となる訳である。

※先輩に酒を注ぎ回る習慣がない会社も多い

 

更に、彼は仕事をしながら勉強して、ファイナンシャルプランナーの資格も取っていた。

適当に勉強してとれるものではない。

揺れ動く会社の傾きを早くにアンテナキャッチし、将来に向けてスキルアップしていたのだと思う。

結果的には私が先に会社を去るのだが。

 

 

 

おわりに

同期E君から学んだこと。

積極的な姿勢。

それは見る人はちゃんと見ており、更に良い影響を回りにももたらすということ。

 

そして、時に先輩や上司には共有できない気持ちを共有できる存在であり、時に追いつけ追い越せという目標となる存在。

『同期』という近い存在は最強の刺激であり、最高の宝だということ。

 

偉大な上司や先輩に恵まれただけではなく、自分と真逆の立ち位置のライバル、E君が近くにいてくれて本当に良かった。

心から有難うございます、やな。本当に。

 

感謝を伝えたことはないが、なんとなく私もそういう存在でいてくれたのなら良かったけど。

どうだかな。

 

これで、『ストイックなライバル』は終わりです。

お読み頂き、ありがとうございました。

 

 

あとがき

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『人間力に触れる』シリーズ、私は書いていて、とても楽しかったです。

こうやって思い出して書き起こすことで、本当に私は恵まれた環境で社会人生活のスタートを切れたのだと思い知らされました。

偶然にして幸運なめぐり合わせ。

毎日長い時間を共にする同僚がどんな人なのか、それはとても大切なことであり、出会ってからでないとわからないことなのです。

 

妻のお義母さんに、転職するときに言われた言葉を思い出しました。

 

『就職なんか、どんなギャンブルよりギャンブルやで』

 

本当にそう思います。

就職も同じ、サイコロを振るっきゃない。

結果は神のみぞ知る。

 

ちなみに、どうしようもないゆとり新入社員を支えてくれた人は、もっと沢山いるのです・・・

 

ではまた!