雪とユキ 一姫二太郎の父やらせてもろてます

長女 雪ちゃんと長男 ユキ君の父、りょうさんのブログ

【人間力に触れる⑧】サボりを肯定するボス 上司Hさん【連載、SeasonⅡ】

おはようございます!

 

「人間力に触れるSeasonⅡ」

私がお世話になった元同僚5人の人間力ついて、毎週1人ずつ紹介していきたいと思います。

 

【SeasonⅠはこちらから】

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【前回はこちら】

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今回は「サボりを肯定するボス」上司Hさんの回になります。

 

【目次】

 

 

 

サボりを肯定するボス

Hさんは事業所のボス。

つまりトップである。

Hさんの第一印象

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この事業所に配属が決まり、初めて事業所に入った瞬間が忘れられない。

あご髭を少し伸ばし、オールバックの背の高い男が、タバコを吸いながら喋ってきた。

メガネの上に取り外しのできる色眼鏡のレンズがついている。

※後に事業所内でタバコは禁止となる

 あと、写真のように拳銃はもちろん持っていない

 

(ヤ◯ザか?もしかして私の社会人生活、終わった?)

 

そんなこんな考えていると、

Hさん「オイ、きみらが新人か!

僕がボスのHです。よろしくどうぞ!」

自己紹介をしてくれた。

 

ボスは頭がキレるタイプで面白いこと好き、そして納得できないことがあると、ちゃんと怒る人だった。

 

 

 

Hさんのスタンス

結果出てたらサボっても良い

いつもボスが言うのは、

「ちゃんと数字がいってたら、その辺で車で寝とってもかまへんねん!

けどちゃんと結果だせよ?」

ということだった。

この考え方は転職してからも私の根本になっている。

だけど残念ながら、文句言われないほど結果を出したことがないのでサボったことはほぼ無い。

 

オモロければ良い

ボスは厳しいので、ギタギタに怒られている先輩もいた。

ところが私は運良くボスにハマり、あまり怒られなかった。

下っ端には優しかったのもある。

 

そして私は自分で言うのもなんだが、天然なのだ。

ゆえに真面目に変な言葉を返す事がある。

そんな時、ボスはこう言う。

 

「は?おまえは何言うてんねん!

ふふっ、なんやねん笑

オモロいからもうええわ!」

 

ある時、同期E君と事業所の庭掃除をやらされていた。

花壇の草を抜いていたが、途中で面倒くさくなり、E君と草に土を上からかけようとしているとボスの目に止まった。

 

「オイオイ!何してんねん!

これは草ちゃうねん!芝桜やぞ!

何を土かけてんねん!」

 

私はとっさに、返した。

「あっ、寒そうだったんで、土をかけてあげてました!」

 

言い訳がボスにハマった。

「ふふっ、アホか!

何が芝桜が寒そうやねん!

ちゃんと戻しや!頼むぞ」

その時も僕らは全然怒られなかった。

 

Hさんの遊びゴコロ

Hさんには遊びゴコロがある。

会社で野菜を育てよう

急に事業所でガーデニングをはじめ、部下の私たちは度々、庭いじりという急務を負うこととなる。

しかも後輩F君は野菜を育てろと指示を受ける。

 

 

【Fくんについてはコチラ】

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会議で和菓子

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また、別の機会では、毎月一回会議の際に、毎回誰かが、自分の自信のある和菓子を買ってきて皆で食べるという催しが始まった。

皆で美味さの点数をつけ、見事優勝したら飲み代がタダになるみたいな事をしていた。

 

 

 

Hさんとの印象的な思い出

熱血!プレゼン練習

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中小だが上場したそれなりの規模の会社だったが、教育マニュアルなどは基本的に無い社風だった。

なので製品勉強会をお客さんに開催することもあったが、渡されたパワーポイント資料を持って、適当に説明をしていた。

ある時、ボスに個室に呼び出された。

 

ボス「おい!一回俺にわかるように説明してみい!」

 

そして色々と指摘を受けた。

 

・お客さんが飽きるので映し出されたレジュメ内容をそのまま読むな

・お客さんが眠いので合間にサンプルを配って見てもらえ

・お客さんに熱意が伝わらないので内容を頭に入れてお客さんの目を見て喋れ

 

後にも先にもこんな機会はなかったが、納得できる事ばかりでとても勉強させて頂いた。

 

 

15分経ったら言え

飲み会でボスが、ベロベロかつ熱く話している時があった。

 

ボス「おい!おまえらあと15分経ったら言えよ!

終電もあるからな!」

 

そんなこんなで、僕と同期E君は15分後に声をかけた。

 

E君「あの〜、15分経ちましたけど、帰りますか」

 

ボス「おぉ〜?

うん、まだいけるやろ!また15分経ったらいうてな」

 

そして15分後。

 

私「あの、15分たちました!帰りましょう!」

 

ボス「おお!そうか、(別の上司の方に)でもこの話がな、あれがこれでこうで…」

 

私とE君はしばらく様子を見ることにした。

そして15分後。

 

E君「もう終電やばいですよ!帰りましょう!」

 

ボス「うんうん、(別の上司の方に)でもな、俺は思うねん。こっちの方がな…」

 

私とE君は外に出る。

 

私「おい!どないすんねんあの人達!」

E「あかんやろ!携帯アラーム鳴らしたろや!」

 

携帯アラームを大音量で鳴らした。

 

ボス「(眠そうに)あ〜れ〜?今何時や?

オイ!オイもう終電ないやんけ!ちゃんと言えよ〜!」

 

私&E「言いました!」

 

終わりに

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当時ボスが言ってた結果を出せばサボってても良いという考え方はイマドキだ。

つまり、がむしゃらに間違った方法で時間をかけるよりも、効率的な方法でサラッと結果が出る方が絶対良いのだ。

 

そして仕事は遊びゴコロを持てというスタンスをこの人から学んだ。

仕事はただでさえしんどいんだから、そうじゃなきゃやってらんない。

 

そして、その方がきっと楽しい。

 

これもまたイマドキの考え方ではないだろうか?

そう思うと、やっぱりボスは偉大だったんだと思わざるを得ない。

 

 

あとがき

私は退職する時、事業所のボスであるHさんに辞めたいと申し入れました。

その時どんな話をしたか覚えてないですが、私は涙を堪え、何度も意志は堅いと言いました。

ボスも会社のしんどい状態を分かっていたし、引き止めはしてくれたけど、2回目話し合った時はすんなり受けてくれました。

きっと若い私の事を理解してくれたのだと思います。

 

これを書くことでそんな優しさを思い出せて良かったです。

 

ではまた!